美味しいものを美味しい時に食べる
美味しいものは早く食べる、美味しいものは最後に食べる、おいしいものは味わって食べる、美味しいものの食べ方はいろいろありますが、ここでは美味しものは美味しい時に食べるを考えてみます。
りんごは何時食べたら美味しいか、捥ぎたてよりは1~2週間置いてから食べると美味しと言われています。 ラフランスは2~3か月置いてから出荷されます、柿や桃は捥ぎたてが瑞々しくて美味しです。 野菜は押しなべて取り立てが新鮮で美味しですよね。
肉はどうでしょう、この頃は牛肉は1~2週間寝かせたほうが美味しいと言われ始めました、熟成肉はこれは別でしょうが。鶏肉は新鮮なほど美味しいですし足が速いので早く食べたほうが良いですよね。鶏卵は産みたてより1週間経った頃が味が良くなると言われています。
鯛や鮃やマグロまでが採りたては、大根を食べているようにがつがつして不味いと言われます。大根に失礼ですよね、新鮮な大根卸しでも、おでんの煮しめたもの、干し大根でも皆美味しいですものね。
美味しいを辞典で調べると、旨い、味が良いに接頭語の(お)がついた語。宮中に仕える女房が、多く衣食に関して用いた一種の隠語。おでん((田楽)、おひや(水)、おなか(腹)等と一緒です。サツ(警察)、ホシ(犯人)、デカ(刑事)等と同じような隠語だそうです。
美味しいものは高いものだと誤解されますが、こう見てくるとそうとも限らないと思えます。旬とはちょっと違いますが、注意して見て居ればちょっとした努力で美味しい物は手に入れることが出来るのではないかと思えてきます。
美味しいものを食べて人生楽しく生きましょう。