Version:1.0 StartHTML:000000190 EndHTML:000008042 StartFragment:000006595 EndFragment:000007976 StartSelection:000006595 EndSelection:000007976 SourceURL:http://wkbyshi.cooklog.net/ wakaブログ
- 今はやりのゴーン会長の責任論を考察してみる。
法的責任の内、行政責任は直接は無いもののルノーを通してのフランス政府と日本政府間に摩擦が生じるかもしれない懸念がある。と考えると政治的責任もしくは行政責任があると考えられる。
刑事責任は目下検察と弁護士の間で特別背任に為るか為らないかで、せめぎあっているところでしょう。役員報酬を外貨に変える投資の権限を秘書室長に与える決議がある。そんななかでのスワップ契約での損失付け替えが日産に損失を与えたと判断するかは微妙である。
民事責任はこの刑事責任の結果に左右されるところが多いと考えられるが、日産を含めた株主との責任問題は多々有ると考える。
政治的責任は主権者が負うものとされているから、日本国民でないゴーン会長の責任を問うのは困難と考える。
社会的責任は結果責任と自己責任があるが、自己のなした行為に対して、発生する結果はすべて負う、とすれば刑事責任がどのような結果になろうと、国民性から考えて免れることは出来ないと考える。以上正月の妄想です。(新年会のあいさつから)